こんにちは、タイラセイジです。
借り暮らしを支えるのは、数字とマクロ的視点に基づいた視点です。今日は早速先日購入した株式について紹介します。
先日、一度手放した「フジシールインターナショナル(7864)」を、2,656円で買い戻しました。
今回は、収益不動産への資産移動を経て、なぜ今このタイミングで再エントリーしたのか。その経緯を記録しておきます。
1. 資産の入れ替えという戦略
かつてバイ・アンド・ホールドを想定していたフジシールを売却したのは、収益不動産へ資本を移動させるためでした。
流動性の高い株を一度キャッシュ化し、逆に流動性・変動性の低い不動産に組み換えをする。これは借り暮らしを継続させるための合理的なアセットアロケーションでした。
そして今、再び株価が私の購入希望ラインまで降りてきたことに、今の市場の混沌さを感じています。
2. 攻略基準:税引後「3.5%」の購入希望ライン
投資において、額面の数字(表面利回り)だけを見るのは不十分です。
実際に自分の手元にいくら残るのか、つまり「税引後の実質利回り」がすべてです。
今回の私の購入基準は、「税引後の実質利回りが3.5%以上」となること。
ここから逆算して、買い付けのデッドラインを決めていました。これはどの投資関連の書籍でも見たことがある簡単な算数です。
- 私の計算式:実質利回り = 配当金 *0.8 + 株主優待 / 購入価格
配当金にかかる約20%の税金を考慮し、なおかつ1年保有でもらえる3,000円分のクオカード優待を含めて、手残りが3.5%になるライン。それが表面利回り3.85%、株価にして2,693円でした。
実際には、このラインをさらに下回る 2,656円 で約定することができました。
「安く買う」ことは、将来の不確実性に対する最大の防御になります。
3. マクロの潮流:中東情勢とナフサ問題
現在、2026年4月の世界情勢は極めて緊迫しています。
イラン情勢の悪化、そしてホルムズ海峡の事実上の封鎖により、原油およびナフサ(ラベルの原料)の価格が高騰しています。
企業側の資料にイランの文字はありませんが、投資家としてはこの地政学リスクを無視できません。あえてこの逆風下でフジシールを選ぶ理由は、同社の地味な強さにあります。
① 価格転嫁の仕組み
フジシールは単にラベルを売るのではなく、顧客の工場に自社製の機械を組み込んでいます。
この仕組みを押さえているからこそ、原材料が上がった際も、適切な値上げを交渉できる強い立場にあります。
② 自己資本比率約70%という盾
会社の貯金にあたる自己資本比率は約70%と、非常に高い水準です。
中東の嵐で市場が揺れ、一時的にコストが上がったとしても、この資本力があれば事業の継続も配当の維持も揺るがないと判断しました。
4. まとめ:自由のための資本攻略
「借りる」には対価がいります。
だが、正しく選ばれた資本は、私の代わりにその対価を稼ぎ出してくれます。
一度は不動産購入のために離れたフジシール。
しかし、再びこの不屈の資本を手にしたことで、私のポートフォリオは「不動産の安定感」と「株の利回り」が理想的なバランスに近づきました。
所有の重力を捨て、資本の翼で高く飛ぶ。
下げてくれた市場に感謝しつつ、(現保有株が下がることは悲しい・・・)私は次の旅の計画を立てることにします。
冒険は、まだ始まったばかりです。
今回の攻略データ
- 銘柄: フジシールインターナショナル(7864)
- 約定価格: 2,656円(目標2,693円以下)
- 想定利回り: 表面3.85%以上(税引後3.5%以上)
- 優待: クオカード3,000円分(1年以上継続保有)
タイラセイジ
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